【裁定取引】 買い残高と日経平均株価

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【裁定取引】 買い残高と日経平均株価

裁定取引とは

株式投資をしていると「裁定取引」という言葉を聞くようになります。

裁定取引の「簡単な仕組み」や「規則性」を知っておくと有利なことがあるので紹介します。

かぶみち

詳細は知らなくても良いのでザックリと!

<裁定取引とは>
同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。
引用:SMBC日興証券

正直、この説明を聞いても「何の事!?」と思いますよね。

私もそうです。私は一般的な投資家は詳細については知らなくて良いと思っています。ポイントだけ押さえておけばGOODです。

有名な裁定取引では、株価指数の先物価格と現物価格を利用した取引があります。

例えば、ある株価指数において割高な先物を売って割安な現物を買うなどです。そのサヤを抜くことが目的です。

かぶみち

「そういう取引もあるんだ」程度でOK! 深く考えない。

「裁定買い残高」と「日経平均株価」の相関性

今回、裁定取引について記事にしようと思った理由は、裁定取引における裁定買い残高と日経平均株価には相関性があるからです。

裁定買い残高の推移を見ていれば、今後の日経平均株価の推移についても予想が立てやすくなるのです。

裁定買い残とは、裁定取引において「先物売り、現物買い」のポジションを組んで、まだ裁定取引を解消していない現物買いの残高のことです。
引用:SMBC日興証券

実際に相関性をグラフで見てみましょう。

日経平均株価と裁定買い残高の推移:2007年1月4日~2019年1月7日

引用:楽天証券「トウシル」

いかがでしょうか。「裁定買い残高」と「日経平均株価」が連動していることがわかります。

裁定買い残高が減れば日経平均株価も減り、裁定買い残高が増えれば日経平均株価も増えてます。

※ 例外の時期もある(2014~2015年頃など)

2007年以降の実績では、裁定買い残高3,000~6,000億円が底値圏。

つまり裁定買い残高が底値圏のときは、今後の裁定買い残高増加とともに株価上昇の可能性が高いということです。

一方、天井圏は3~4兆円となっています。

現在の裁定買い残高

現在(2021/7/16時点)の裁定買い残高は6,972億円です。歴史的に見れば底値圏に近い所にいます。

東京証券取引所が21日発表した16日時点の裁定取引に係る現物ポジションで、買い残は前週に比べて505億円増の6972億円だった。3週ぶりに増加した。引用:QUICK Market Eyes

かぶみち

裁定買い残高だけでいえば、今後は株価上昇の可能性も

2014~2015年頃は連動性がなかったり(裁定買い残は減少・株価上昇)、裁定売り残高との兼ね合いもあります。

また他にも色々な指数・指標があるので、裁定買い残高だけに固執しすぎるのはダメです。

しかし「裁定買い残高」と「日経平均株価」には相関性があるのも事実なので、株価を構成するひとつの要因として頭の片隅に留めておくと良いと思います。

当サイトは銘柄の推奨はしていません。また投資判断は自己責任でお願いします。

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